オノマトペの効果

関西人の会話には、

擬音語や擬態語がよく出てきます。

 

例えば、道案内

この道をバーーーッと行って

突き当たりをヒョイッと曲がったら

目の前にドカーンと大きな看板が・・・。

関西人、特に大阪人から

この擬音語や擬態語を取ると

会話が成り立たないのでは?という疑念が。。。

 

なんでやねん Σ\( ̄ー ̄;)

そんなこと、ないっちゅーねん!!

 

 

まあ、それはさておき

 

日本には、擬音語と、擬態語があり

これらを総称して擬声語と呼んでいます。

 

フランス語で、擬声語のことを

「オノマトペ」といいます。

「日本国語大辞典 第ニ版」に掲載されている

50万語の総語数のうち、

約1%(約5000語)が

この「オノマトペ」だそうです。

乗馬 海辺

 

ニャーニャー、ガリガリなど

物が発する音や声を真似た「擬音語」。

 

スイスイ、ニコニコなど

状態や心情など、音のしないものを

音で表現した「擬態語」。

 

「オノマトペ」は、言い表すのが

難しい表現を、一言で伝えることができ

注意を引いたり、興味を湧かせたり

することができます。

 

例えば

アップルの創設者、スティーブジョブズ氏は

「オノマトペの魔術師」とも呼ばれ

プレゼンで、商品に注目を集めたいときや

その素晴らしさを強調したときに

「ボン!」や「ブン!」というオノマトペを

使っていました。

 

その他

野球の長嶋茂雄氏は、

「ビューッと来たら、バシンと打て」と指導し

サッカー選手は、仲間同士で話すとき

「スーッと来て、パスをもらえ」

「ふわっと、ボールを浮かせるんだ」と言い

卓球の福原愛さんは、サーブが決まると

「サーッ」と言ってガッツポーズをします。

 

もし、オノマトペがなかったら、

「胃がシクシク痛む」という表現を

あなたは、どのように言い表しますか。

ちょっと考えますよね。

 

 

みなさんも、文章表現で困ったら

一度、「オノマトペ」を使ってみてください。

 

今回は、特別「オノマトペ」劇場♡

テクテク

ドンガラ ガッシャーン

ヒューン

ドスン

 

おっ、何か落ちたぞ。。。

影から、じーーーっ ( •ॢ◡-ॢ)

出てきた!! ドキドキ(●♡ᴗ♡●)

目が合って! ワクワク٩(๑ˆOˆ๑)۶♡

えーーーっ Σ( ̄▽ ̄ノ)ノ

チーーーン 。。。(〃_ _)σ‖

 

失恋したようです。。。