みなさんが、お店に行って
ある目的のモノを購入しようと店員さんに
アレコレと質問をしたとしましょう。
その店員さんから、その商品について
「・・の機能が付いているので、
・ ・・の使い方ができてお得ですよ。
それに、・・・な時は、こう使えますし
手間いらずで、楽に操作ができます。
さらに、・・・・・」
という、利点(良い点・メリット)ばかりの
説明をされたとしたら、みなさんは
どんな印象を持ちますか。
「わ〜、すごいな。いいな〜」と思いつつも、
心のどこかで
「営業されている」と感じたり
「何か裏があるんじゃないか」と勘ぐって、
気持ちが引いてしまったことありませんか。
上記は、お店での会話でしたが
実は、文章においても
同じようなことが言えます。
自分が扱っている商品やサービス、
もしくは、自分が使って良かったから
みんなに勧めたいと思って
ブログやメルマガ、Facebookなどで
紹介することがありますよね。
でも、利点ばかりだと
読み手の気持ちがイマイチ
盛り上がらないことがあるんです。
「怪しい〜、本当に〜」( ̄  ̄) しらぁ~
「何か、隠してたりして・・・」
と思うのです。
その改善点として、
利点ばかりではなく
たった一文だけでも構わないので
欠点(悪い点・デメリット)を
加えてみてください。
例えば
「・・・に必要な栄養価満点の
食材で、簡単にパパッと作れるので
お子さんのおやつにも最適です!
でも、ちょっと保存方法が面倒ですけどね」
とか
「今、はやりの・・・もできますし
鮮明な映像で、とてもクリアに映るので
・ ・・のような臨場感が味わえます。
ただ、・・・なところが、玉にキズですね」
いかがでしょう。
利点ばかりよりも、
一文だけでも欠点を書く方が
本当のことを伝えてくれている!
信頼できる!
といった印象に変わりますよね。
私個人的には、
完璧な人間がいないのと同じように
商品や物事にも
利点と欠点の両方があると思っています。
良い点・悪い点、
メリット・デメリットなどは
コインと同じ、表裏一体のもの。
「表」だけを説明されると
「裏」が見たくなる!
そんな、読み手の心理が働くので
隠さずに伝える方が納得してくれます。
また、
長所は短所、短所は長所でもあります。
見方しだい、考え方しだいで
短所を長所にすることもできます。
みなさんの文章に、隠し事はありませんか。
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