文章構成と聞くと「起承転結」を
思い浮かべる方も多いかもしれませんね。
ところが、この方法は作文や小説、
四コマ漫画のような小話には適していますが
ブログ、メルマガ、Facebookといった
ネットを使った情報発信の場合には、
不向きだといえます。
ここで、「起承転結」って
どんなだっけ?(・_・)
と言う方のために、おさらいです。
起:うたい起こし
承:「起」を受けて話を展開
転:場面、視点を転じ
結:締めくくる
となります。
といっても、いまいちピンっと
こない方のために!
分かりやすい例として
「糸屋の娘」というお話を紹介しますね。
起:大阪本町 糸屋の娘
承:姉は十六 妹が十四
転:諸国大名は弓矢で殺す
結:糸屋の娘は目で殺す
となります。
うまい!(๑˃ ᴗ˂ )و
と思わず言ってしまうそうな話の流れです。
で、話を元に戻します。。。
「起承転結」で書けないこともないのですが、
ビジネス要素の強いブログやSNSでは、
「転」が特に扱いにくい要素ではないでしょうか。
では、「起承転結」を使わずに
どのように書けば良いのか、
今回は、その一例のお話しです。
<書くときの考え方>
<1>
見だし(タイトル)で引き付ける
すると、読み手は
「おっ!」とか「えっ?」と思い
<2>
概要や主旨を伝える
すると、読み手は
「なんだ、なんだ」と読み進め
<3>
その理由や根拠を説明する
すると、読み手は
「へぇ〜、そうなんだ」と驚き
<4>
具体例を示す
すると、読み手は
「なるほどね!」と納得し
<5>
結論を述べる
すると、読み手は
「そういうことか!」と腑に落ちる
例えば
<1>タイトル
たくさん食べて、ダイエット!
<2>概要
食事制限で痩せるのは当たり前。
<3>根拠
でも、それでは内蔵の働きが悪くなり
カロリーが消費されず、脂肪も燃やさず
新陳代謝の悪い体になってしまいます。
新陳代謝が悪くなると
→脂肪が燃えない→太る
という図が完成します。
新陳代謝をあげるには
ちゃんとした食事をしっかり取ること。
そして、脂肪を燃焼するための
栄養素を取ることです。
<4>具体例
例えば、燃焼に必要なビタミンは
フルーツから!
適度な満腹感が得られるうえ
ビタミンミネラルも豊富!
おやつが食べたくなったら
余分な脂肪が少ないポップコーンや
タンパク質やミネラルが多く
脂肪燃焼作用のある
栗やナッツ類などにすると良い。
体脂肪は油で落とすといいことから
えごま油やオリーブオイルの
エキストラバージンオイルなど
天然植物性の油がいいですね。
<5>結論
食べ合わせなどを考えて
食事をすれば、好きなもの食べながら、
痩せられるのです。
(番号・内容は、分かりやすいように
記載しているだけで、本来はありません)
という感じです。
いかがでしょうか。
みなさんも、1〜5のこの方法
使ってみてくださいね。
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