ヘビを使う人を、ヘビ使い
魔法を使う人を、魔法使い
龍を使う人を、龍使い
と呼ぶ。
ならば、ライターの私は
言葉を使う「言葉使い」だ。
日本語には
「あ」から「ん」までの「単音(五十音)」があり、
それらを組み合わせて「単語」ができている。
その単語を紡ぐことで、「文章」ができるのである。
五十音の単音、一音一音には思念が宿り
思念が組み合わさって、日本語の単語ができている。
それらの単語で形成された文章には
とてつもなく大きな力が働き、
多くの人に影響を与えるのだ。
その言葉や文章が、ある人の
救いになることも、背中を押すことも、
自信にも、勇気にも、安らぎにも、なる。
言葉・文章は、
奮い立つようなプラスのエネルギーの元になる
その一方で、破壊をもたらすものにもなる。
日の本で、活き活きと育つ陽のエネルギーとなるか
沈の本で、破滅的な負のエネルギーとなるかは
「言葉使い」しだいということだ。
「言葉使い」は、
何もライターや作家、コラムニストといった
文章を扱う人達だけに当てはまるものではない。
「言葉使いに注意しましょう!」とよく言うが
日本全国の日本人をはじめとする多くの人が
日本語を使い、文章を通じて交流し
日々の生活を過ごしている。
日本国民すべてが「言葉使い」なのだ。
日本語を通じて、龍が発するうねりのように
光り指す日の本、本来のパワーが、
日本中を駆け巡りますように。
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