二十四節気のひとつ「立春」。
この日は、
「寒さがあけて春に入る日」とされます。
春夏秋冬というように、
暦のうえで「春」は、
一年の始まりと考えられています。
ということで、「立春」は
春の初日というわけ!
茶摘みが始める「八十八夜」や
台風が多いとされる頃の
「二百十日」「二百二十日」は
「立春」から数えた雑節です。
そして、「立春」以降に吹く
南よりの強い風を「春一番」といいます。
「立春大吉」で厄よけ!
立春になると神社やお寺などで
「立春大吉」と書かれたお札がもらえます。
これを家の玄関に貼ると厄よけ、魔除けになり
一年が平穏無事に過ごせるというお札です。
「立春大吉」を縦書きにして
中央に線を引くと分かるのですが
この文字は、左右対称(シンメトリー)に
なっていて、裏から見ても
文字は「立春大吉」に見えるのです。
このことから、鬼が家に入って
振り返ってこの文字をみて
「まだ、この家に入っていない」と勘違いし
逆戻りして出て行く、というもの。
これで、今年一年も無事に過ごせますね!!
「立春」に、よく食べられるもの
立春に食べるものというのは
特にないのですが近年では、
「立春朝搾り」や「朝生菓子」といって
立春の日に作った搾り立ての日本酒や
朝に作った、さくら餅、うぐいす餅
といった生菓子を食べる地域もあるそうです。
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