五感に訴える文章を書いてみる!

Facebookを見ていると

「・・・へ行ってきました」

「・・・を食べました。美味しかった!」

「・・・はとても綺麗でした」

という文章と写真の投稿をよく見かけます。

 

投稿者と面識のある人は

何かしらの反応をするかもしれませんが

そうでない場合、反応はしにくいですよね。

 

なぜなら、それは

ただの事後報告だから!

 

趣味でメディアを使っている場合や、

相手に何も求めていない場合であれば

それで、大丈夫です。

 

 

でも、何かしらの目的があって

メディアを活用しているのであれば

もう一工夫したいところです。

 

梅の花

 

こういう場合は、

「美しい」「楽しい」「おもしろい」などの

形容詞・形容動詞をできるだけ使わずに

表現することがポイントになります。

 

例えば

梅の花が綺麗に咲いていました。

 ↓

 ↓「綺麗」を使わずに表現すると

 ↓

穏やかな風にのって、ふんわりと

梅の芳しい香りがしたので、

ふっと目をやると愛らしい

梅の花が咲いていました。

焼き肉、美味しかった!

 ↓

 ↓「美味しい」を使わずに表現すると

 ↓

炭火で焼く特上の焼き肉は、

網においたジューという音と

焼けるその匂いだけで、

すでに空腹が満たされはじめています。

 

柔らかいお肉によくあう

このお店、独自のタレにつけて食べたら。。。

もう、お箸がとまりません!!

 

どうでしょう。

 

こういう風に書くと、

「そこ、どこ?」

「私も、そこに行きたい」

「今度、連れってってぇ!」

「今日の夕飯、焼き肉にします」

という興味や関心がわきやすくなります。

 

 

最初の

ここへ行って、こうしました。

楽しかったです。

に比べれば、格段に反応しやすいですよね。

 

 

それから、もう一つ

先ほどの例文の中で

形容詞・形容動詞を使わないこと以外に

留意したことがあるんですが。。。

みなさん、分かりますか?

 

 

<ヒント>

ほとんどの場合、写真がついていますが

写真で伝わらないものを、

文中で表現しています。

 

薄ピンクの花

 

 

正解は!

『嗅覚と聴覚に訴えること』です。

 

「花の芳しい香り・・・」

「網においたジューという音と

焼けるその匂いだけで、・・・」

 

というように

いわば、五感を意識した表現

ということになります。

 

五感:触覚、嗅覚、聴覚、視覚、味覚

 

文章なので、視覚の写真を覗けば

触れること、食べることなどは

できませんが
イメージさせることはできます。

 

 

ここへ行って、こうしました。

楽しかったです。

という何気ない投稿を、反応のある投稿へ!

 

「一事が万事」です!

 

みなさんも、心がけてみてくださいね。

 

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