言葉のもつ「音」が印象を変える

日本には
「漢字」「ひらがな」「カタカナ」が
ありますよね。

 

この3種類のどれをチョイスして
書くかによって
読み手に与える印象が変わります。

 

今日は、「ひらがな」「カタカナ」を使って
その印象の違いを感じていただきましょう!

川の流れ
例えば

A
「すっきり」と「スッキリ」
気持ちよく感じるのは、どっち?

 

B
「ひゅーひゅー」と「ヒューヒュー」
強い風を感じるのは、どっち?

 

C
「ばか」と「バカ」
愛情を感じるのは、どっち?

 

D
「ゆるゆる」と「ユルユル」
たるみを感じるのは、どっち?

 

AとBの答えは、カタカナの方
「スッキリ」と「ヒューヒュー」。

 

CとDの答えは、ひらがなの方で
「ばか」と「ゆるゆる」ですよね。

 

 

これは、母音と子音がもたらす作用で
「ひらがな」表記は、母音が強くなり
「カタカナ」表記は、子音が強くなるために
起こる現状です。

 

母音には、やわらかさがあり
子音の持つ強さを和らげる特長があります。

 

「カタカナ」表記にすると、子音が強い分
カ行だと、さらに強固さが増し
サ行だと、スピード感や爽快感が増すのです。

氷
では、試しにもう一度

 

「きんきん」と「キンキン」では
「キンキン」の方が、冷たく感じます。

 

「すいすい」と「スイスイ」では
「スイスイ」の方が、早く感じます。

 

いかがでしたか。

 

「ひらがな」と「カタカナ」がもつ
「音」の違いで、印象が変わるのです。

 

みなさんも、少し意識してみてくださいね☆

 

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