文章が書けなかったころ

書くことが仕事になって約10年。

 

文章を書き始めた頃の自分って

どうだったかしら?と、

ふっ、と思いおこしてみた。

 

我ながら笑ってしまうのだが。。。

 

きっかけは、

ネットでの販売促進を手がける

IT企業(WEB制作会社)に転職しことに始まる。

ライティングを行う部署に配属になったことで

私のライターとしての人生がスタートする。

パソコン ノート

 

フリーのライターです、と自己紹介をすると

「昔から、書くことが好きだったんですか」や

「ライターになりたいと思っていたんですか」といった

質問をされることが多い。

 

みなさんの夢を壊すようで申し訳ないのですが

文章を書くことは、好きでも嫌いでもなかったし

ライターになりたいとも、なろうとも、なれるとも、

思っていなかった。

 

転職した会社の本社は東京にあり、

関西支店の設立メンバーとして

複数の部署で求人募集をしていたため

「文章くらい書けるだろう」と、

かる〜〜〜い気持ちで、

その部署への配属希望で応募し、なぜか採用に。

 

それまでは、不動産の営業をしていたため

文章を書く仕事というのは

まったくの未経験。

 

で、ここからが問題( Ĭ ^ Ĭ )

 

当初、文章くらい書けるでしょ〜、と

『書く』ということを

完全に、なめていた私。

 

入社後、テーマと内容を聞いて

文章を書いてみたが

 

まあーーーー、書けない。。。

残念なくらい、書けない。。。

どうやっても、書けない。。。

 

何も思い浮かばないし、

どう書けばいいのかも、

分からない。。。(。ŏ﹏ŏ)

 

まさに、お手上げ状態┐(´ー`)┌

 

やっと書けた原稿を

社内チェックに出すと、修正内容を示す赤字で

びっしり埋め尽くされた原稿が返ってくる。

 

見て、げっそり ((((_ _|||))))ドヨーン

 

修正をして再度、社内チェックに出すものの

またもや、赤字で返ってくる。

直しても、直しても、赤字で返ってくる。

 

どれだけ書き直したらOKが出るのか。。。

。。。(〃_ _)σ∥

 

社内チェックの間にも、他の

新しい原稿を書かなければ

納期に間に合わない。

 

新しく書いた原稿も、

チェックに出していた原稿も、赤字だらけ。。。

OKがでないので、どんどんドンドン

原稿が溜まっていく。。。

 

かくして、もがけば、もがくほど

どつぼにはまる「原稿のアリ地獄」へと

沈んでいくこととなる。

 

荒野と犬

 

やってられるかーーー!!

(ノ-o-)ノ ┫

と、叫んだことは、数知れず(心の中で)

 

でも元来、真面目な私(自分で言うな!)

やると決めたことは、

納得するまで、やり通すのが私の流儀。

 

それが良かったのかどうか

今では、フリーのライターだ。

ある意味、すごい。。。(^^;)

 

 

だから、ね。

 

だから、書けない人の気持ちが、よく分かる。

だから、どうすればいいのかも、よく分かる。

 

文章を書くことで、得たものが沢山ある。

文章を書くことで、広がった世界がある。

 

だから、あなたにも書いて欲しい。

だから、「文章講座」始めます!!

 

あなたが描く、

あなたの理想の未来のために(*^-^*)

 

 

<あわせて読みたい関連記事>

私にとって、文章とは

「文章講座」を始めるにあたって

「挑戦」と「冒険」のはざまで

『時間の分かれ道』

『流水の葛藤』