もし あの日が 最後だと 分かっていたら
あなたに 何を 話しただろうか
また いつでも 会えると
何も 疑わずに 手を振った あの時
また いつでも 話ができると
何も 思わずに 電話を切った あの夜
また いつでも メールできると
何も 考えずに 終えた あの瞬間
もし これが最後だと 分かっていたら
私は 何を 伝えただろう
不機嫌にさせたこと 怒らせたこと
理解できずに 悩ませたこと
気まずい空気 と 無言の沈黙
言わなくて いい事は たくさん 言ったのに
本当に 伝えたいことは 何ひとつ 言えなかった
もし 時間が もどるなら・・・
あの時の 誤解を 解こうか
お互いの 気持ちの 行き違いを 正そうか
まずは 言いたくて 飲み込んだ
大切な 言葉たちを 解き放とう
お互い 想いあっていたのに
素直になれずに
怖くて 隠した 本当の気持ち
気付いて ほしいのに
わかって ほしいのに
見ていて ほしいのに
傍にいて ほしいのに
ひがんで 拗ねて いじけて
意地を張り 引っ込みがつかなくなった 心
もし 時間が もどるなら・・・
でも 時間は もどらない・・・
なら
それなら
勇気をたずさえて 会いに行こう
あなたは 会ってくれるだろうか
あなたに 会えるだろうか
もう 遅いかもしれない
もう あなたの中に 私は いないかもしれない
でも もし 会えたなら
あなたに 本当の気持ちを 伝えよう
私の 本音を
どれだけ あなたを 見ていたか
どれだけ 想いを つのらせていたか
どれだけ 抱きしめたかったか
どれだけ その温かな 手に 触れたかったか
どれだけ その柔らかな 唇に
今さら かも しれない
ただ これが 最後かも しれない
その気持ちで 隠すことなく 素直に
あなたと 話したい
今度は 逃げたくないから
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