「しづらい」と「しにくい」の使い分け

「しづらい」と「しにくい」の違いを

ご存知ですか?

 

文章をはじめ会話の中でも

こんな言葉を見聞きしますよね。

話しづらい と 話しにくい

入りづらい と 入りにくい

頼みづらい と 頼みにくい

など。

 

みなさんは、この使い分けの仕方

分かりますか。

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〜しづらい(辛い)」は、

〜するのが難しい という意味で

心理的な理由を指します。

〜しにくい(為難)」は、

実現するのが簡単ではない という意味で

物理的な理由を指します。

どちらも意味は、似ていますが

理由が違います。

 

 

その理由を基に、先ほどの言葉を

文章にすると、こうなります。

怒られるのが怖いときは

「話しづらい」となり

距離が離れていて会話ができないと

「話しにくい」となります。

約束を破ったので家に

「入りづらい」となり

入口が狭いので

「入りにくい」となります。

いつも無理をきいてもらっていると

「頼みづらい」となり

山のように仕事を抱えている人には

「頼みにくい」となります。

 

つい混同してしまいがちですが

意味と理由を理解すると

使いやすくなりますよね!

 

みなさんも、気を付けてくださいね。

 

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