忙しい様子や慌ただしいことを
「今日はお祭りで、てんやわんやだったわ」
「子どもたちで、てんやわんやの1日でした」
というように表現しますよね。
この『てんやわんや』は、
関西でよく聞く言葉ですが
どのようにして、この言い方になったか
ご存じですか。
『てんやわんや』とは
多くの人で賑わい、ごった返した様子のこと。
『てんやわんや』で一つの言葉ですが
これを分解すると
「てんでん」と「わや」になります。
「てんでん」とは、
多くの人がそれぞれに、を意味する
“手に手に”や“手々”が転じたもの。
一人ひとりがバラバラに、という
てんでんバラバラ、もそうですよね。
「わや」とは、
“無茶なことをする”という意味で、
めちゃくちゃな、を表す
わやくちゃ、があります。
で、
「てんでん」が「わや」をするから
「てんやわんや」になります(^-^)v
今回は、言葉の成り立ちについての
お話でした。
言葉を分解するのも、新たな発見があって
おもしろいですよ!