あなたのクライアント(お客様)は、誰?

お仕事でブログ、メルマガ、SNSなど

ネットを活用している方って多いですよね。

 

お客様に、共感し行動に起こしてもらうために

文章を書く際は、対象者をしぼって

書きましょう。

と、今まで何度かお伝えしてきましたよね。

デスク パソコン 仕事

 

例えば

あなたが企業を対象に研修を

行っていたとします。

 

そして、多くの人がそうであるように

問合せや申込みを増やすため

「研修を受けると、営業に関する

今までの悩みが解消できますよ!」

という内容を会社員に向けて書くのです。

そう、この方が対象にしたのは

研修を受講する会社員です。

 

対象者をしぼり、切り口を変えて

何度もその効果をアピールしました。

 

ところが、

対象者をしぼって情報を発信している

にも関わらず、反響はほとんど伸びません。

 

どうしてでしょう?

 

あなたは、その理由が分かりますか。

考える女性

 

確かに私は、文章を書くときには

対象者をしぼる方が効果的です!

とお伝えしましたし、情報を発信している

その方もその通りに、

受講する会社員にしぼって文章を書きました。

 

ただ、残念なことにこの場合

しぼった対象者が違っていたのです。

 

いわゆる、的外れという状態で

自分のクライアント(お客様)が誰なのかを

ちゃんと把握できていないことで起こる現象です。

 

その方の研修を受けるのは

その会社の社員ですが、

その研修を導入(採用)するかどうかを

決めるのは、受講する社員ではなく

人事部や総務部もしくは社長といった

会社組織を運営している方々ですよね。

 

いくら良い研修内容だったとしても

いち社員が会社のとある部署に行って

この研修を受けさせて欲しい、とは

なかなか言いませんよね。

 

要するに、

研修を採用するかどうかを決める

決定権のある方に向けてアピールしなければ

意味がない、ということなのです。

 

よって、この方がしぼるべき対象者は

研修の採用について

決定権のある方々であって

受講する社員ではない、

ということになります。

 

そして、その文章の内容も

受講する社員に向けたものよりも、

研修を受けると社員の意識が変化し

結果、会社の売り上げアップにつながります。

といった、会社にとってメリットになるものが

ベストだということになります。

 

 

あなたは、自分のクライアントを

しっかり把握できていますか。

 

<あわせて読みたい関連記事>

反響を上げる文章のポイント はコチラ

心を掴む、1対1の文章 はコチラ