みなさんは、何かの仮説を証明したいとき
どんな書き方をしますか。
ほとんどの方は
読み手に伝えたいことがあっても
なんだか、うまく伝わらない。
いまいち、説得力に欠けてしまう。
というケースが多いのではないでしょうか。
そこで、今回は
文章において、何かを伝えたいと思うときに
役に立つ、一番シンプルで
使いやすい方法を紹介します。
例えば、
スイーツの甘さを伝えたい場合
モンブランは甘い(A)
マカロンも甘い(B)
ドーナツも甘い(C)
だから、スイーツは甘い(D)
というように、
(A)〜(C)の事例をあげて
一般的な法則(D)を導き出します。
これは、フランシスコ・ベーコンによって提唱された
「帰納法(きのうほう)」と呼ばれる技法で、
よく似た事例をもとに一般的な法則や原理を
導き出す論法です。
この方法をビジネスに応用すると
子どもさえスマホを使っている(A)
会社員は、パソコンで取引先を探している(B)
ほとんどの人は、
何かを調べるときネット検索をする(C)
ゆえに、ホームページは必要だ(D)
となります。
WEBの制作を行っている会社が
読み手にホームページを作りましょう!と
言っても、いまいち説得力に書けますが
この論法を使うと、「その通りだよね!」と
納得してくれる文章にすることができます。
実は、この「帰納法(きのうほう)」の
対義語として「演繹法(えんえきほう)」という
論法もあります。
それは次回、紹介しますね。
この方法、みなさんも
ぜひ試してみてくださいね!(⌒∇⌒)ノ
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