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書き方に迷わないための文章構成

伝えたいことを書いたけど

なんだか読みにくい、

話(文章)の流れが上手くいかない、

何かがおかしい気がするけど、

どこをどう直せばいいのか分からない。

 

そんな時は、文章の構成を見直してみてください。

それだけで、話がスムーズに流れて

とても、読みやすくなります。

白い花 マーガレット

 

過去にも、色んなパターンの構成順を紹介しましたが

今回は、読み手の背中を押すキッカケ作り

役立つ書き方です。

 

<文章の構成順>

この1)〜5)の順で書いてみましょう!

1)テーマ(主題)やつかみ

2)読み手が得する情報(ベネフィット)や自説(プレミス)

3)なぜ、そう言えるのかという背景(バックグランド)や論拠

4)結論や読み手が得する情報(ベネフィット)

5) 行動を促す(読み手にとってのステップ)

 

<考え方>

1)は、読み手が迷子にならないために

方向を示す指針・内容を記しましょう。

 

今日は、(     )についてお話します。

私が(     )してきたことについて紹介します。

というような形で表せるもの。

 

例えば

テーマ(主題)

・  ○○でお困りのあなたへ、

簡単に○○できる方法を紹介します。

・  無精者の私でも毎日できる○○の仕方

・  私が実践して効果のあった○○について

など

 

つかみ(ニュース、エピソード、冗談、テーマに繋がるもの)

・最近、話題になっている○○は、実は・・・

・  何度もダイエットに失敗してきた私が

ダイエットに成功した唯一の方法

・飽き症の私でも○○が続けられた秘密

など

 

2)は、これを読む(する)ことで

読み手が得をする(ベネフィット)内容、

または、自分の意見、考え、持論といった

文章の軸になる内容。

 

これをすると読み手は

(     )できるようになります。

私が一番伝えたいことは(     )です。

というような形で表せるもの。

 

例えば

得をする情報(ベネフィット)

・これをすることで、苦手な○○ができるようになります

・毎日、たった5分でスリムボディが手に入る裏技

・緊急時に焦らず対処できる○○の手順

など

 

自説・持論(プレミス)

・  私が経験で得た○○するための

最適な方法は○○です。

・  スバリお伝えすると、

これはどこにもない○○だと考えています。

・  一般的には、○○だと言われていますが

私は、○○という考え方もありだと思っています。

など

 

3)は、そう考える(行動する)ようになった

背景やストーリー、論拠となる内容。

 

そう考えるようになったキッカケは

(     )があったから。

重要なポイントは(     )です。

というような形で表せるもの。

 

例えば

背景(バックグランド、ストーリー)

・  周りをみていて、○○ができない人が多いことに

気付いたので、○○をするようになりました。

・  ○○しようと思ったのは、何もできなかった私が

○○ができるようになった。からです。

など

 

論拠(プルーフ)

・  ポイントとなる考えは3つあります。

1つ目は、・・・・。

2つ目は、・・・・。

3つ目は、・・・・。

・  ○○が○○したことで、○○が発生し

その結果、○○という状態がうまれました。

ということは、○○は○○であると考えたのです。

など

 

4)は、結論を伝えたり

もう一度、別の角度から得する情報を伝えること。

 

結果、(     )をして(     )が

できるようになることで

(     )が実現します。

 

内容としては、2)に近いのですが

切り口や表現などを変えて、

再訴求するイメージです。

 

5)は、自分が伝えたいこと、

読み手の背中を押す(スッテップアップ)内容。

読み手がそれを手に入れるための

手段、方法、行動して欲しい内容を示す。

 

これを得るために、

あなたがすることは(     )です。

という形で表せるもの。

 

例えば

・  ○○教室では、簡単に○○ができる方法を

お伝えしています。

・  寝坊しないためには、○○することをオススメします。

・  しっかり実践したい方は、下記○○までお問合せください。

など

 

 

これで、少しは文章が書きやすくなると思います!

みなさんも、ぜひやってみてくださいね。

 

<文章構成に関する過去の記事一例>

書く前の準備も大切!そのリスト項目とは

文章の書き出し、つかみはOK?

続きが読みたくなる文章術「SDS法」

自分の考えがしっかり伝わる文章術

「講師が話さないブログ講座」第1弾 受講者様の感想<1回目>

「講師が話さないブログ講座」1回目の開催風景

「講師が話さないブログ講座」1回目の開催風景

 

「講師が話さないブログ講座」

全6回のうち初回(2016年6月27日)受講後の感想です。

 

<第1回目の流れ>

まずは、受講者様がブログの文章作りにおいて困っていることや、解決したいこと、そして最終回までに達成したい目標をそれぞれ伺いました。

その後、知っていて書くのと、知らずに書くのとでは違ってくるためGoogleのアルゴリズム、SEO対策、ブログはなぜ毎日更新する方が良いのかなど、WEBに関する基礎知識を簡単にお話しました。

 

丁度、ホームページをリニューアルしようとしている方や、ブログやサイトからの受注を増やしたいと考えている方、読まれる文章の書き方を知ってアクセスを増やしたい方など、改善したいことや目標は様々でした。

残り5回で、こういった受講者様の目標を達成することが私の目標です!!

 

受講後の感想(複数回答可)

・  役立つ情報があった 100%

・  知識が深まった 50%

・  全体に分かりやすくて良かった 75%

・  使いたいテクニックやコツがあった 50%

・  すぐ実践してみようと思った 25%

・  まあまあだった 0%

・  思っていたのと違った 0%

・  説明が分かりにくかった 0%

 

気付いたこと、得られた情報・知識、自分自身の今後の課題など

・  サイト制作前の戦略の大切さが分かりました。

・  自分自身が課題だと思っていたことは、頭の中だけで考えていたからモヤモヤしたままで、解決するに至らなかったのだと気付きました。

・  メディア戦略をしっかり考えていきたいと思います。

・  ブログの更新頻度をあげる本来の意味が理解できた。

・  ホームページを依頼される方の要望が分かり大変勉強になりました。

・  提案型が喜ばれる点は、「なるほどな」と思いました。

 

今後、やって欲しいこと

・  文章作成のポイントなどライティングの基本的な考えなどを一度、聞いておきたいと思いました。

・  結果を出すためのメディア戦略を考えたい。

・  お客様目線の文章とは、どんな文章なのか。

・  申込みの件数がどう変わるのか見てみたい。

・  書くためのキーワードを知りたい。

・  文章を書くうえでのメソッドやテンプレート、マニュアル的なものがあれば教えて欲しい。

・  文章の上達方法のアドバイスが欲しい。

 

■講師の感想

2回目(7月7日)以降、受講者様が知りたいと

思っている文章作りの核心に近づいて行くので、

楽しみにしていてくださいね!

 

<本講座の趣旨・内容はコチラ>

「講師が話さないブログ講座」の内容

受講者様の感想<2回目>

受講者様の感想<3回目>

受講者様の感想<4回目>

受講者様の感想<5回目>

受講者様の感想<6回目>

「願いを叶える」文章の書き方

七夕といえば、短冊と願い事!

今回は、その願いを叶える(?)

文章の書き方です。

七夕 短冊

 

みなさんは、願い事を書くとき

どのような書き方をしますか?

 

ほとんどの方は

「・・・がうまくなりますように」

「・・・ができるといいな」

「・・・したいです」

「・・・になれますように」

「・・・でありますように」

といった書き方をされるのではないでしょうか。

 

心底それを願うのなら

こういった願掛けのように書くのではなく

願いが叶ったことをイメージして

過去形で断言するといいんですよ。

 

例えば

「・・・がうまくなりました」

「・・・ができるようになりました」

「・・・ができました」

「・・・しました」

「・・・になりました」

「・・・です」

こんな感じでしょうか。

できれば、その文面の後に

感謝とお礼の言葉があると尚良いですね。

 

あと、自分の名前も忘れずにね〜。

神社 絵馬 願い事

 

この書き方、神社での参拝時や

絵馬の奉納時にも同じようにするといいですよ。

 

みなさんの願い事が叶いますように!

 

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星に願いを「七夕」の風習

もうすぐ、七夕ですね。

願いが書かれた五色の短冊が、

笹の葉と一緒に揺れているのをみて

もう、そんな季節かと思いました。

 

そこで、今回は

ブログやメルマガなどの小ネタに使える

七夕にまつわるお話しを紹介します。

七夕 織り姫 彦星

 

みなさんも、ご存じの通り

七夕は、織姫と彦星の物語です。

 

天の川やこと座、わし座、はくちょう座を

見ようと夜空を眺めますが

日本は、あいにくの梅雨時期。。。

 

でも、大丈夫です!

旧暦の七夕は、現在の8月になるため

今月、天候に恵まれなくても

次のチャンスがあります。

 

ちなみに、2016年は8月9日が

旧暦の7月7日にあたります。

 

七夕は、

「七夕の節句」もしくは

「笹の節句」とも呼ばれ

日本古来から行われている重要な年中行事

五節句」のうちのひとつです。

 

<五節句>とは

1月7日 人日(じんじつ)の節句

3月3日 上巳(じょうし)の節句

5月5日 端午(たんご)の節句

7月7日 七夕(しちせき)の節句

9月9日 重陽(ちょうよう)の節句

 

ここまでくると、11月11日は?

となりますが、この日に節句はありません。

理由を書くと長くなるので、

またの機会に。。。

 

<七夕のルーツ>

七夕は、奈良時代に

中国から入ってきたと言われています。

 

もともと日本には、

棚機(たなばた)と言われる

禊ぎの行事がありました。

 

川などの清らかな水辺の機小屋にこもり

乙女が機(はた)で織った布を棚に備え、

神に秋の豊作を祈り、人々の穢れを

祓ったとされます。

 

この織り機を、棚機(たなばた)と

呼んでいたそうです。

 

一方、中国では七夕を、

「乞巧奠(きっこうでん、きこうでん)」と呼び

織姫のように

機織りや裁縫が上手になるように、

ひいては習い事が上手になるように、と

祈りを捧げる行事がありました。

 

「乞」は、願う

「巧」は、上達の様

「奠」は、まつる

を意味しています。

 

日本の「機棚」と中国の「乞巧奠」が

融合し現在に至る、ようです。

天の川

 

<節句の行事食>

節句には、それぞれ行事食があります。

 

人日の節句は、七草粥

上巳の節句は、はまぐり

端午の節句は、柏餅

重陽の節句は、菊酒

 

 

では、ここで問題です。

 

七夕の節句は、何を食べるのでしょうか?

 

 

 

 

 

正解は、

そうめん です!

 

室町時代には、その風習があったそうです。

織姫の織り糸に見立てたんですかね〜。

そうめん

 

<願い事>

短冊に願い事を書くようになったのは

江戸時代からだそうです。

 

当時、里芋の葉は神から授かった

天の水を受ける傘だと考えられていたため

里芋の葉に溜まった夜露を集め

墨をすって、手習いの上達を願ったそうです。

 

里芋 雨つゆ

 

日本の行事を知ると、

その季節が楽しくなりますね。

 

日本各地で、七夕祭りが行われていますが

みなさんの地域では、いかがですか。

 

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五節句とは はコチラ

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「企業が発信する情報」と「消費者の知りたい情報」に生じる大きなギャップ

2015年12月に、アドビシステムが

日経BPコンサルティングに委託し、

「企業のWEBサイトやソーシャルメディアなどの

デジタルメディアが、消費者の購買行動に

どのような影響を与えているか」に関する

WEBアンケートを実施。

 

20代〜50代の男女1000件の有効回答を得ており、

その調査結果「消費者行動調査2016」を

2016年3月に発表しています。

 

その調査結果によると

ネットを通じて商品を確認する消費者の割合は

前回の調査から増加する一方で

82.9%の消費者が企業のWEBサイトから

受け取る情報は「関心から遠い」と回答している

ことが分かりました。

 

以下、調査結果内容です。

ネット検索 スマホ

 

<調査内容1>

実店舗で気になった商品があった場合

情報収集のため、

どのような行動をとるのかを調査。

 

<調査結果>

1)その場で店員に聞く 39.8%

2)その場でスマホなどからWEBで調べる 25.6%

3)後でWEBで調べる 34.6%

 

2)3)のように

WEBを使って調べる消費者が

全体の60.2%という結果に。

 

前回の52.3%と比べ

7.9ポイントの増加になっています。

 

また、2)については前回の15.3%と比べ

約10ポイントアップしているそうです。

 

個人的には、目の前に気になった商品があるのに

直接、店員に聞く人より

WEBで調べる人が約6割もいることに驚きです。

これも時代なんでしょうか。。。

パソコン 検索

 

<調査項目>

企業のWEBサイトや電子メールから

受け取る情報に対し、

どのような認識を持っているのかを調査。

 

<調査内容2>

WEBサイトからの情報は

関心から遠いものと感じるか。

 

<調査結果>

1)よくある 34.6%

2)たまにある 48.3%

3)まったくない 17.1%

 

1)2)を合わせて82.9%の消費者が

「WEBサイトからの情報が関心から遠い」と

認識しているという結果に。

 

<調査内容3>

WEBサイトやメールからの情報は

ニーズや意識と、どの程度一致していますか。

 

<調査結果>

1)まったく一致していないことが多い 12.6%

2)あまり一致していないことが多い 53.2%

3)おおむね一致していることが多い 32.0%

4)ほぼ完全に一致していることが多い 2.2%

 

1)2)を合わせると65.8%の消費者が

一致していないと回答しています。

 

 

<調査内容2>と<調査内容3>を見る限り

企業(発信者)が伝えたい内容と

消費者(読み手)の知りたい内容に

大きな差があるということが、みてとれます。

 

このことから、

消費者が何を求め、

何を知りたいと思っているのかを

しっかり把握する必要があることが分かります。

 

これは、

企業(発信者)目線ではなく、

消費者(読み手)目線で、

いかに情報発信ができるか!

ということの現れではないでしょうか。

 

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