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続きが読みたくなる文章術「SDS法」

文章には、

じっくり伝えたいものもあれば

端的にインパクトを残したいものも

あります。

 

書き手は、読み手に対しどのように

伝えたいのか、によってその書き方が

変わってきます。

 

今回は、読み手に

文章を読み進めてもらうための

文章の書き方を紹介します。

水辺の風景

 

「結果」を先に伝える文章構成

1)概要、要約(Summary)

2)詳細(Details)

3)まとめ(Summary)

 

この文章構成は、

新商品や研究の発表会をはじめ

各種セミナー説明など

テーマには興味があるが、

詳しい内容までは知らない場合に適しており

「SDS法」と呼ばれています。

 

この方法は、

伝える内容の利点をまとめた要点から入るため、

読み手が聞く体制になりやすく

その先の内容を理解しようとする働きを

促すことができます。

 

例えば

<概要>

この△△というドリンクは、1日1回

コップ一杯飲むだけで、整腸と

ダイエット効果が期待できる

健康サポート商品です。

 

<詳細>

便秘や肥満気味の方は、まずは腸内を

きれいにし、働きやすくする必要があります。

 

このドリンクには、食物繊維が○%含まれ

ビタミン、ミネラル・・・・・など

腸内環境を改善する豊富な栄養素を

○種類もバランス良く配合しています。

 

<まとめ>

△△は、あなたの腸の働きを改善し

健康とともに脂肪の燃焼に効果を発揮してくれます。

 

いかがでしょう。

要点が絞られているので

読みやすく、理解しやすい内容に

まとまっていますよね。

 

このように、文章の作成には

いくつかの技法があります。

みなさんも、使い分けてみてくださいね。

 

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伝えたいことが山のようにあるのに

何をどう書けばいいんだろう?

または、どの内容から

どう伝えればいいんだろう?

 

文章の書き方について

こんな質問をよくされます。

 

方法は、いくつかあるのですが今回は

ストーリー性にポイントを置いた技法を

紹介しますね。

ラベンダー畑

 

話をしっかり伝えるには

文章の書き方もそうですが、

伝える(書く)順番も大切です。

 

まずは、この方法を試してみてください。

文章の構成(書く順番)について

1)結論(Point)

2)理由(Reason)

3)具体例(Example)

4)まとめ(Point)

 

この方法は、

セミナーなどを行っている講師業の方や

会社で企画書などを作成している方が

よく使っている技法で、

英語の頭文字を取って

「PREP(プレップ)法」と呼ばれています。

 

限られた時間の中で、

聞き手に興味を持ってもらいつつ

印象に残すことに優れている方法です。

 

例えば

<結論>

みなさんは、正しい「のし袋」の選び方を

知っていますか。

 

春と言えば新入学のシーズン。

入学祝に使う、のし袋の水引きは

「蝶結び」を選ぶのが常識です。

入学祝い のし袋

<理由>

水引きは、祝い事に使うのし袋や香典袋、

結納の品など慶弔時によく目にしますよね。

 

水引きは、和紙で作られており

その結び方にも意味が込められています。

そのため、使うシーンによって

使い分ける必要があるのです。

 

<具体例>

「蝶結び」は、

何度でも、ほどいて結び返すことができるため

何度あっても良い祝い事やお礼のときに

「結びきり」は、

ほどけない結び方をしているため

繰り返さない方が良い出来事のときに使います。

 

例えば

結婚式のお祝いや病気やケガのお見舞い

快気祝いといった、繰り返したくない時には、

「結びきり」の水引きを

出産祝い、入学祝い、長寿のお祝いなどは、

何度あっても嬉しいので

「蝶結び」の水引きを使います。

のし袋

左から1つ目は「蝶結び」、2つ目と3つ目は「結びきり」の水引き

<まとめ>

このことから、

小学校、中学校、高校、大学・専門学校など

入学は何度も繰り返す、おめでたいことなので

「蝶結び」の水引きがついた「のし袋」を

使うことになります。

 

ちなみに、結婚祝いに「蝶結び」のついた

のし袋を使うと、離婚・再婚を繰り返す

という意味で縁起が悪くなってしまうので

注意しましょう。

(慶弔の内容によって、水引きの色も違うので

留意しましょう)

となります。

 

みなさんも、何をどう伝えたらいいのか

迷ったら、この方法をぜひ試してくださいね!

 

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1行の文字数を使い分ける

ネットのメディアといえば

ホームページ、ブログ、メルマガ、

SNS(Facebook、LINEなど)でしょうか。

 

ブログやメルマガが主なメディアだった

数年前までは、1行の文字数について

35文字までが良いという時代がありました。

 

ですが近年では、SNSが目立ち始め、

さらに、ネットの閲覧環境も

パソコンがほとんどだった時代から

ipadやスマホが加わりネットの閲覧環境が

多様化しています。

 

そこで、メディアの変動にともない、

読みやすさを考慮した1行の文字数にも

変化がみられるようになりました。

スマホ パソコン

 

今では

ブログやメルマガ、

Facebook、LINEといったSNSも

1行20文字位まで。

と言われるようになっています。

 

1行の文字数が減っている理由としては

やはり、スマホでの閲覧率の増加が

あげられます。

 

特にSNSにおいては、

スマホを使っている人口が多いため

パソコンに比べ、画面が小さく

表示できる1行の文字数が少ないことが

理由としてあげられます。

 

ちなみに、私はスマホで閲覧される方を

意識してFacebookの投稿原稿は

なるべく、20文字以内に収まるよう

作成しています。

 

20文字以内に収まらないことも

ありますが、それを超えてしまうと

スマホでみたときに、

変なところで改行され、

読みにくくなってしまいます。

 

 

みなさんも、メディアによって

1行の文字数を使い分けてみてくださいね。

 

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説明に困ったときの対処法

みなさんは、誰かに、何かを説明するとき

どのように、話したり、文章を書いたり

されていますか。

 

簡単な内容であれば、すぐ伝わりますが

少し説明が長くなったり

ややこしいような場合には、

相手が理解しやすくなるように、

伝え方に工夫をすることが必要になります。

 

文章においては、

グラフや図、イラスト、写真など

視覚に訴える要素をいれる

文章だけの説明よりは、

分かりやすくなりますよね。

 

これについては、みなさん

よくご存じだと思います。

 

が、

もしグラフや図、イラスト、写真といった

ビジュアル的なものがなかった場合、

どう説明しますか?

データ グラフ

 

実は、これらに変わる

伝え方の工夫があります。

 

それは、『例え話』です。

 

この内容では、少し分かりにくいかも。。。や

イメージしにくいな〜といった場合

その内容を分かりやすくするため

『例え話』をするのです。

 

例えば

いつも、このブログを読んでくださっている方は

すぐ思い出せるかと思いますが、

この『例えば』という表現は

過去の「豆知識(このブログ)」の中で結構、

使っています!(^-^)v

 

(初めての方は、ご足労をかけますが

過去の投稿を遡って見てください f^_^; )

 

何かに、例えることで

人は、なぜかその先の話しを

「読もう!」とし、

「理解しよう」とするのです。

 

もし、みなさんが説明に困ったら

『例えば(例え話)』を

活用してみてくださいね。

 

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聞き慣れたその言葉、実は・・・

「これで、汚名挽回だ!みんな頼むぞ」

 

そう言って盛り上がったものの。。。

 

この発言の中に

間違った使い方をしているものがあります。

 

薄々、お気付きだと思いますが。。。

 

そうです、「汚名挽回」は間違った言葉です。

花畑

 

正しくは「名誉挽回」です。

 

「挽回」とは、

なくした物を取り戻す、回復する、

といった意味になります。

 

そのため「汚名挽回」は、

汚名を取り戻すということになり、

不名誉なことを自ら進んでやる、

という意味になります。

 

 

もし「汚名」を使いたいなら

「汚名返上」が正しくなります。

 

これなら、

悪い評判を退けるという意味ですから。

 

聞き慣れている言葉でも、

実は、間違っていることって多いんですよ。

 

みなさんも、気を付けてくださいね。

 

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