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桜(さくら)の語源

春になると『桜』の開花を

心待ちにする民族、日本人。

 

桜前線をチェックし、

花散らしの雨を気にしながら

各地の名所に出かけていく。

 

可憐に咲き誇る見頃、

潔く儚げに舞う桜吹雪まで

その一瞬、一瞬に気持ちを揺らしている。

 

日本人がこよなく愛する『桜』ですが

その語源を知っているでしょうか。

 

語源については諸説あるのですが

今回は、そのうちの2つを紹介します。

桜 さくら

 

『桜』は、神様が宿る木

さくらの

「さ」は、田んぼの神様(さ神様)のことで

「くら」は、神様が座る台座

御座(みくら)を表し、

依りしろを意味しています。

 

農耕民族である日本人は、農業の神様が

山から降りて来て、桜の木を依りしろに

種まきから収穫までを見守っている

と考えていました。

 

その他、「さ」+「くら」と解釈し

「さ」は、「さおとめ」、「さなえ」などのように

田植えに関係する接頭語で

「くら(座)」は、神様が降り立つ場所という

説もあります。

さくら

 

古事記の神様に由来する

古事記や日本書紀にでてくる

「木花開耶姫(このはなさくやひめ)」の

「さくや」が「さくら」になったとされる

説があります。

 

木花開耶姫といえば、

富士山の山頂にお祀りされている神社を

思い出す人も多いのではないでしょうか。

 

木花開耶姫が、富士山から花の種を蒔き

その花を「さくや」と呼び、それが転じて

「さくら」になったという説です。

 

古来より日本人の心を虜にする『桜』。

今年は、どこの桜を愛でに行こうかしら。

 

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数字がもたらす影響力

テレビや雑誌の広告でこういった表現を

よく目にしますよね。

 

<新商品の発売>

アンケートで、

この商品を使った方の80%が、

これからも、使い続けたいと答えました。

<人気商品>

約7割の方が、美味しいと感じた○○です。

<実績について>

この情報は、発行部数10万部を誇る

情報誌「○○○」で取り上げられました。

 

どの文章も、「へえ〜、すごいな!」と

感じる内容です。

 

これは、具体的な数字を使うこと

読み手に、強い印象を残す方法なのですが、

もし数字が入っていなかったとしたら

どうなるでしょうか。

<新商品の発売>

アンケートで、

この商品を使った方のほとんどが、

これからも、使い続けたいと答えました。

<人気商品>

半数以上の方が、美味しいと感じた○○です。

<実績について>

この情報は、日本中に読者がたくさんいる

情報誌「○○○」で取り上げられました。

 

これだと、全体の印象が薄れてしまい

いまいちピンッときませんよね。

船

 

みなさんがご自身の商品やサービスを

ブログやSNSなどで紹介し、その内容を

読み手の記憶に残したいと思うなら

ぜひ、数字を活用してみてください。

 

もし、

「そんな風に使える数字なんて無いよ(泣)」

という場合、誰かにモニターになってもらって

アンケートを取るとか

掲載したブログやホームページのPV数を

調べてみるとか、

数字を集める・調べる・確認することを

オススメします。

 

調べたあとは、その数字を

インパクトのある表現にするだけでいいのです。

 

例えば

20人に行ったアンケートの結果が

とても良かった 3人

良かった 10人

普通 5人

よくなかった 2人

だとしたら、20人中13人(0.65)が

良かった、とても良かったと回答しているので

使った人の65%は、良かったと回答しました!

という表現にすることができます。

 

アンケートの回答数が少なくても

○%や○割というように表現すれば、

大きく見せることができるうえ、

読み手に好印象を与えることができます。

 

 

数字を使うことで、印象が変わってきます。

みなさんも、やってみてくださいね!

 

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つい、やってしまう「の」の間違った使い方

文章を書いていると、

こんな状態になることありませんか。

 

スマホの最新の機種の予約受付が・・・。

3年ぶりの料金の改定の条件について・・・。

引退後のアスリートの活躍の場を・・・。

 

気付きましたか?

 

この3つの文章に共通すること、

それは「の」の数です。

 

どれも、3カ所に「の」が入っています。

 

これでは、読みにくく

ちょっと稚拙な印象を受けてしまいます。

 

1文中に使う「の」の数は、2回までがベストです。

水面に映る雲

 

例えば、先ほどの文章を直すなら

スマホ最新機種予約受付が・・・。

スマホ最新機種予約受付が・・・。

3年ぶり料金改定条件について・・・。

3年ぶり料金改定における条件について・・・。

引退後アスリート活躍場を・・・。

引退後アスリートが活躍できる場を・・・。

となります。

 

「の」を多く(3回以上)使った場合は

〜における

〜について

〜に対して

〜に

〜が

などに置き換えて、文章を作ると

読みやすく、まとまった内容になります。

 

 

みなさんも、やってみてくださいね☆

 

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情報は、出し惜しみすべき?

いつも、この「豆知識」を

読んでくださっている方から

こんな質問をいただきました。

 

「あんなに、惜しみなく

情報を出して大丈夫ですか?」

 

で、私はキョトン(・_・)。。。として

「えっ、どうしてですか?」

と、その方に聞き返しました。

 

「だって、同業者にノウハウを

盗まれるかもしれないでしょ。

私は、それを意識して重要なことは

書かないようにしてるんです」

 

というのです。

 

で、私は

「あははは(^^;)、それダメじゃん!」

と内心思ったのでした。

 

「だから、ネットの反響が薄く

集客につながらないのよ〜」と

声を大にして言いたかったのですが、

そこは、グッと我慢。

 

以前にも、今までに培ったノウハウをもとに

セミナーを開催している方が

こんなことを言っていました。

 

「ブログやメルマガ、Facebookなどで

情報を出し過ぎると、ネットで確認できるから

セミナーに行かなくても、いいやって

思われるんじゃないかと心配なんです」

 

その方も、情報を出し過ぎると

自分のセミナーに来てもらえなくなる。

と、思っているようでした。

 

 

で、私が言いたいこと

そんな心配は、無用です!╭( ・ㅂ・)و

っていうか、むしろ逆効果です!(-゛-;)

スズラン

 

情報を出し惜しみするがあまり、

薄い内容を発信し続けると

どうなると思いますか?

 

たぶん、読み手はこう思うでしょう。

・ この人は、大した情報を持っていない

・ 前振りは凄いけど、中身が無い

なんだか、肩すかしくらった感じ、期待はずれ

・ このブログ、メルマガは面白くない

または、役に立たない

・共感できないし、興味もわかない

などなど

その結果、集客につながらないのです。

 

だって、あなたに興味ないんだもん!

あなたから聞きたい、知りたい、買いたいと

思わないんだもん!

 

そうなっても仕方ないよね〜。

( ̄  ̄) しらぁ~

紫の小さな花

 

で、もう1つ違う質問が、こちらの

 

「ブログ、メルマガなどで情報を

惜しみなく出したら、

お客さんが来てくれたときに

しゃべることがなくなってしまう」

 

というもの。

 

これこそ、キョトン(・_・)。。。

ですよ。

 

「あなたは、プロじゃないの?」

と、聞きたくなるのは私だけでしょうか?

 

あなたが持っている情報は

そんなに少なく、薄いんかい\(- -;)

と、ツッコミたくなります。。。f^_^;

(言いませんけどね。。。)

 

 

<今回のまとめ>

■同業者に真似されたら、困ると思う前に

同業者に、真似されるだけの

実力者になってください!

 

■ 情報を出し過ぎて、セミナーやお店に

来てもらえないんじゃないかと

心配する前に

店舗やサービス内容の認知度を

上げる努力をしてください!

 

■ しゃべることがなくなる、と嘆く前に

自分のスキルや知識、情報、経験などを

もっと蓄えてください!

 

以上、自戒を含む

辛口トークでした(^◇^;)ゝ

 

みなさんは、大丈夫ですか。

 

人は商品ではなく、感情を買っている!

みなさんは最近、何を購入しましたか。

また、どんなサービスに

料金を支払いましたか。

 

人気のスイーツ、

行列のできるレストランやカフェ、

ステキな洋服やカバンに靴、

好きなブランドのジュエリー、アクセサリー

スポーツジム、ヨガ教室、

恋愛やアクション映画、

ゲームアプリ、

その他、諸々。。。

 

 

ある人は、「この映画、泣けるのよね」という

評判を聞き、その映画をみに行き、

ある人は、「あの絶叫マシーン、凄かったよ」と

聞いて、そのアトラクションを体験しに

テーマパークに出向きました。

 

また、彼女にアクセサリーや旅行を

プレゼントしたり、

両親と美味しい食事に行く人もいます。

 

 

では、なぜ人は

それらを欲しい、または

それをしたいと思うのでしょうか。

 

 

少し、考えてみてください。

 

 

テーマパーク 遊園地

 

 

考えは、まとまりましたか。

 

よくよく、その行動について

観察してみてください。

 

普段は、意識していないと思いますが

人は、商品やサービスを通じて

その先で得られる『感情』を買っているのです!

 

分かりやすく言えば

人は、わざわざお金を払って

泣くために映画をみに行き

恐怖を体験するために

絶叫マシーンに乗りに行きます。

 

また、恋人の笑顔が見たくて

プレゼントを買い

両親に感謝の気持ちを伝えたくて

食事に行くのです。

 

泣く、恐怖、笑顔、感謝、これらはみな

『感情』のなし得る技なのです。

 

人は、その『感情』を満たすために

商品やサービスを購入するという

行動をしているのです。

 

では、ここで質問です。

 

みなさんが、消費者の方に提供している

商品やサービスは、

どんな『感情』を満たすことが

できるでしょうか。

 

ブログ、メルマガ、ホームページ、SNSなどで

情報を発信している方は、たくさんいますが

その内容を、ちゃんと相手に

伝えられているでしょうか。

 

『感情』を刺激する文章を心がければ

読み手の反響も変わります。

 

 

この方法、みなさんも

ぜひ試してみてくださいね!

 

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