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文章は、キレイに整わなくてもOK!

ブログやSNSなどをみていると

ビジネスとして使っている方もいれば、

プライベートを綴ったものもありますよね。

 

今回は、プライベートで

文章を書くときの思いについてお話します。

 

みなさんが思い浮かべる良い文章とは

どのような文章でしょうか。

 

理路整然とした文章でしょうか。

自身に満ちあふれた文章でしょうか。

読みやすい文章でしょうか。

 

 

私が思う良い文章とは

その人の言いたいことが

相手に、しっかり伝わることだと考えています。

 

草原の女の子

 

例えば

幼稚園や小学校の子どもが

お母さんやお父さん宛に書いた

作文や手紙は、どうでしょうか。

 

主語・述語などの文法がおかしかったり、

内容が突飛だったり、おそらく

キレイな文章ではないと思うのです。

 

でも、その気持ちは伝わりますよね。

 

何を言いたかったのか、

どうして、そのことを書いたのか、

その一生懸命さも一緒になって

伝わってきます。

 

 

 

こう言うと、

「それは、子どもだから許されるんだよ。。。」

と思うかも知れません。

 

 

でも、あなたの周囲の人々は

あなたが、文章を書くのが

子どものように苦手だと、

知っているハズです(たぶん・笑)

 

 

その、あなたが書いた文章をみて

何も思わないハズがないのです。

 

 

何回、書き直したんだろう。

どれぐらい時間が、かかったんだろう。

 

あなたが、試行錯誤したその時間や

労力を相手は察してくれます。

 

 

キレイな文章を書くことに神経を使うより

思いを伝えることに注力した文章の方が

はるかに、良い文章だと私は思うのです。

 

笑う少女

 

文章を書くのが苦手なので

書いても、間違っていないかどうか

文章がおかしくないかどうか

色々、不安になるので、

書きたい気持ちがあっても

及び腰になる、という人がいます。

 

 

私からすれば、億劫になるその気持ちを

乗り越えて、書いてくれた手紙や文章なら

益々、嬉しく感じます。

 

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「追伸」で縮まる相手との距離

取引先の相手や社内でのメールのやり取り、

業務の内容だけで、味気なくなっていませんか。

 

人によっては、仕事のことしか書いていない。

という人もいるでしょう。

(仕事なので、当然ですが。。。)

 

取引先相手や社内の他部署の方々との

心の距離が縮まれば、

仕事もスムーズに進むことウケアイです!

 

花瓶の花

 

会社員だったころ、東京本社の

女性とメールでやり取りすることが

よくあったんですが、

大阪と離れていることもあり

顔を合わせたことがなかったんです。

 

でも、ある時その方がくれた

いつもの仕事のメールの最後に

「追伸」がついていて

 

“東京は、随分寒くなってきました。

大阪は、どうですか?”

 

と、ちょっとした文章が書いてありました。

私は、そのメールに仕事の進捗とともに

「追伸」への返信も一緒にしたんです。

 

それ以来、ときどき

“先日、風邪気味っていってましたが

体調いかがですか”

“関西の家には、たこ焼き器が絶対あるって

聞くけど本当?”

とか

“大阪支店は、○○の作業が大変そうですが

大丈夫ですか?”

といったことを、メールで

やり取りするようになりました。

 

それは、わずか2〜3行の「追伸」でした。

(当然、仕事内容は

しっかり書いてますよ! (^-^)v )

 

そのやり取りのお陰で、まだ会ったことのない

本社の社員の方なのに、とても親近感を

感じたのを覚えています。

 

お陰で仕事のやり取りが

とてもスムーズで、やりやすくなりました。

 

当時は、気付いてなかったのですが

遠慮して何も言えなかった

私への気遣いだったんだなと

今更ながら実感し、有り難く思うのでした。

 

「相手に気付かれない、気遣い」という

素敵な対応をしてくださった

あの女性に感謝です( Ĭ ^ Ĭ )

 

マーガレット

 

心の距離が縮まれば、

ちょっとやっかいな仕事も引き受けて

くれるかもしれませんし、

スムーズに業務が進むように周囲に

働きかけてくれるかもしれません。

 

プライベートはもちろん、

ビジネスにおいても

良好な人間関係を築くためには

心の距離も近い方がいいですよね。

 

「追伸」のわずか2〜3行、

ちょっとした気遣いで、

今の環境が変わるかもしれません。

 

みなさんは、いかがですか。

 

「なおざり」な言葉

電車での移動中、こんな会話が・・・。

 

Aさん

「なんか、なおざりは対応だったよね」

Bさん

「あれなら無視された方がマシじゃない」

 

この会話には、思わずツッコミたくなる

表現があるんですが、分かりますか?

 

花 フラワー

 

注目すべきは、

「なおざり」という言葉です。

 

「なおざり」とよく似た言葉に

「おざなり」というのがあります。

 

この2つは、言葉が似ているため

間違いに気付かず使われることが多く、

しかも、そのまま意味が通じて

しまったりするので意識する人は

少ないと思うのですが。。。

 

花

 

「なおざり(等閑)」とは、

無視して放っておくという意味で

「おざなり(お座なり)」は、

いい加減に物事を済ませることをいいます。

 

一方は、何もしない のに対し

一方は、いい加減ながらも一応対応する

となるのです。

 

これを踏まえ、冒頭の会話をもう一度

見直してみてください。

 

Bさんは、「無視の方がマシ」だと

言っていることから分かるように

一応、何らかの対応をしてもらった

ということになります。

 

ということは、

「なおざり」ではなく

「おざなり」が正しい

ということになるのです。

 

 

まあ、二人の間では意味は通じてますし

会話も成立しているので、

いいと言えばいいんですけど・・・ね。

┐(´~`;)┌

 

 

こういった言葉は、身の回りに

たくさんあるので、

みなさんも知らず知らずのうちに

使っているかもしれませんよ。

 

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「聞いていて、耳障りが良い」

 

こういった表現を、

見かけることがあります。

 

ですが、

一見正しいように思えるこの表現、

実は、誤用なのです。

 

みなさんは、何が間違っているのか

分かりますか?

音楽 サックス

 

「耳障り」とは、

耳に障ると書くことからも分かる通り

聞いていて不快に感じることを言います。

 

ですから、不快なことを「良い」と

言うのは矛盾することになります。

 

よって、正しい使い方としては

「雑音の多い、耳障りな音楽だ」

のようになります。

 

ただ、

「耳障り(みみざわり)」ではなく、

「耳触り(みみざわり)」と書いた場合は、

また意味が変わります。

(読み方は同じで、漢字が違う)

 

「耳触り」とは、

聞いたときの感じ、印象。

という意味になります。

 

よって、この場合であれば

「耳触りの良い音楽だ」と表現できるのです。

 

このことから、何が言えるのかというと

「耳触り」が良いと伝えたかったのに

パソコンの変換間違いで

「耳障り」と書いてしまった結果、

間違った表現になってしまった。

 

という、意に反する

事態が起こってしまいます。

 

また、

漢字(耳障り、耳触り)ではなく

ひらがなで、書いてしまったばかりに

どちらの意味なのかが、

分からなくなってしまう。

といった状態に陥ることもあります。

 

例えば

「みみざわりな音楽だ」とだけ

書かれていた場合

気分を害しているのか

気分良く聞いているのか が

分からないのです。

 

このように

読みは同じで、漢字が違う言葉の場合は

その意味を理解して使う必要があります。

 

ちょっとしたことですが

みなさんも、気を付けてくださいね。

 

伝わりやすい文章の構成順

文章構成と聞くと「起承転結」を

思い浮かべる方も多いかもしれませんね。

 

ところが、この方法は作文や小説、

四コマ漫画のような小話には適していますが

ブログ、メルマガ、Facebookといった

ネットを使った情報発信の場合には、

不向きだといえます。

 

ここで、「起承転結」って

どんなだっけ?(・_・)

と言う方のために、おさらいです。

起:うたい起こし

承:「起」を受けて話を展開

転:場面、視点を転じ

結:締めくくる

となります。

といっても、いまいちピンっと

こない方のために!

 

分かりやすい例として

「糸屋の娘」というお話を紹介しますね。

起:大阪本町 糸屋の娘

承:姉は十六 妹が十四

転:諸国大名は弓矢で殺す

結:糸屋の娘は目で殺す

となります。

うまい!(๑˃ ᴗ˂ )و

と思わず言ってしまうそうな話の流れです。

色気のある女性

 

で、話を元に戻します。。。

 

「起承転結」で書けないこともないのですが、

ビジネス要素の強いブログやSNSでは、

「転」が特に扱いにくい要素ではないでしょうか。

 

では、「起承転結」を使わずに

どのように書けば良いのか、

今回は、その一例のお話しです。

 

<書くときの考え方>

<1>

見だし(タイトル)で引き付ける

すると、読み手は

「おっ!」とか「えっ?」と思い

 

<2>

概要や主旨を伝える

すると、読み手は

「なんだ、なんだ」と読み進め

 

<3>

その理由や根拠を説明する

すると、読み手は

「へぇ〜、そうなんだ」と驚き

 

<4>

具体例を示す

すると、読み手は

「なるほどね!」と納得し

 

<5>

結論を述べる

すると、読み手は

「そういうことか!」と腑に落ちる

スタイルの良い女性

 

例えば

<1>タイトル

たくさん食べて、ダイエット!

 

<2>概要

食事制限で痩せるのは当たり前。

<3>根拠

でも、それでは内蔵の働きが悪くなり

カロリーが消費されず、脂肪も燃やさず

新陳代謝の悪い体になってしまいます。

 

新陳代謝が悪くなると

→脂肪が燃えない→太る

という図が完成します。

 

新陳代謝をあげるには

ちゃんとした食事をしっかり取ること。

そして、脂肪を燃焼するための

栄養素を取ることです。

 

<4>具体例

例えば、燃焼に必要なビタミンは

フルーツから!

適度な満腹感が得られるうえ

ビタミンミネラルも豊富!

 

おやつが食べたくなったら

余分な脂肪が少ないポップコーンや

タンパク質やミネラルが多く

脂肪燃焼作用のある

栗やナッツ類などにすると良い。

 

体脂肪は油で落とすといいことから

えごま油やオリーブオイルの

エキストラバージンオイルなど

天然植物性の油がいいですね。

 

<5>結論

食べ合わせなどを考えて

食事をすれば、好きなもの食べながら、

痩せられるのです。

(番号・内容は、分かりやすいように

記載しているだけで、本来はありません)

 

という感じです。

いかがでしょうか。

 

みなさんも、1〜5のこの方法

使ってみてくださいね。

 

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