\Merry Christmas /♡
今回は、クリスマスの意外な一面を
紹介します!
☆クリスマス(Christmas)は、後付け?
クリスマス(Christmas)とは
キリスト(Christ)の
ミサ(mass)のことを言います。
フランス語では、ノエル(Noel)
イタリア語では、ナターレ(Natale)
ドイツ語では、ヴァイナハテン(Weihnachten)
と呼んでいます。
フランス語、イタリア語は「誕生日」を
ドイツ語は、「聖夜(キリストが生まれた夜)」を
意味しています。
このことから、クリスマスは
キリストが生まれたことを祝う日
というのが分かります。
が、
正式には、いつ生まれたのかは
分かっていないため、
何世紀も昔には国や地方によって、
祝い方や日にちが違っていたようです。
現在の12月25日に
祝うようになったのは4世紀ごろのこと。
もともとローマでは、
冬至に、太陽を崇めるお祭りを行っており
3世紀後半(273年ごろ)
時のローマ帝王、アウレリアヌスが
12月25日を「太陽の神」の誕生日と定め
4世紀前半(336年ごろ)
教会が「正義の太陽」や「世の光」と
讃えられていたキリストの誕生日も
一緒に祝うようになり、この日を
「クリスマス」と制定したそうです。
クリスマスが後付けだったとは
なんとも、意外なお話です。
☆「X’mas」は、実は誤表記だった!
ときどき「X’mas」の表記を見かけますよね。
でも、この表記は間違いなんですよ。
間違っているは「X’」のところ。
Xmasの「X」は、
英語の「X(エックス)」ではなく
ギリシャ語の「Xristos(キリスト)」の
頭文字「X(カイ、キー)」なのだとか。
頭文字の「X」=Christ(キリスト)となるため
省略記号のアポストロフィ「 ’ 」を付けるのは
おかしいというわけです。
(英語とギリシャ語の、ミックスでできた
造語のような感覚ですね)
正しくは
Xmas もしくは X-mas となります。
この誤表記、日本だけのようです(泣)
日本人は、「X」に「Christ(キリスト)」が
隠されている(省略されている)と解釈し
「 ’ 」を付けたのではないかと推測されます。
近年、欧米では
単なる「X」というご認識をさけるため
「Xmas」を使わなくなっている
という噂を聞きました。
もしかすると、いつの日か
日本でもこの表記を見ることが
なくなるかもしれませんね。
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