ときどき、「何が言いたのだろう」とか
「誰に伝えたいのだろう」と感じる
文章を見かけます。
こういった文章の場合、ほとんどが
読まれずにスルーされるか
もし、読んでもらえたとしても
記憶に残ることは無いでしょう。
プライベートのための
ブログやFacebookなどであれば
それでも、構いませんが
ビジネスとなると、話しは別です。
反響が得られない、
これは、由々しき問題です!!
<一見良さげ、でも?な文章例>
当社が開発した○○という商品は
15年という長い年月をかけ、
研究・開発しました。
専門企業ならではの
最新の技術を搭載し
○月○日、いよいよ発売です!
いかがでしょう。
一見、すごいことを言っているように
思えますが、よくよく読んでみると
「?」ばかり。。。
<?に感じる その理由>
まず、なぜ
15年もかけて研究・開発したのか
その理由が、分かりません。
見方によっては
自分がしたかっただけのように
思えます。
何の専門企業なのかしら?
何をもって、最新の技術というのか。。。
要は、読み手に何も伝わらない
自分よがり(自分勝手)な
文章になっているのです。
これでは、誰に何を
言いたいのか、分かりません。
これらの疑問を解消すると
<書き直した文章例>
○ 年に創業して以来、
たくさんのお客様に
ご愛顧いただいております。
嬉しいお声を頂く反面
使い勝手が悪い、機能面ではいまいちだ、
といったご意見もございました。
そこで、これらの貴重な意見に加え
豊富なデータを保有する
当社ならではの工夫と技術を用いて
業界初となる○○できる技法を導入。
発売までに15年という年月を要しましたが
○月○日、やっと○○でお困りの
皆様の元へお届けできることとなりました。
<改善した要点>
誰が、誰(何)のために、
何故そうしたのか、
そのために、行った具体的な内容を
記載しています。
読み手が
何を求めているのかを
意識して書かなければ、
相手から共感をえることは難しい。
書き手が
言いたいことを書いただけの文章に
説得力は、うまれないのです。
ビジネスで、ネットを活用している
みなさん、読み手の気持ちになって
文章を書いてみましょうね!
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