意外と知らない句点4つのルール

前回の読点「、」のお話に続き

今回は句点「。」の紹介です。

 

句点は、文章の最後に打ちますよね。

これは、誰でもが知っています。

 

では、次の場合

どこに句点を打つのが正しいでしょうか。

A.テーブルのおやつを食べたのは誰?

B.早朝に咲く可憐な水芙蓉(水芙蓉とは蓮の別名)

C.世界一大きな時計です(○○調べ)

 

Aには、疑問符が付いています。

Bには、( )内に注釈が書かれています。

Cには、( )内にクレジット表記がされています。

 

どこに、「。」を打てばいいのか

ちょっと、考えてみてください!

 

時計

 

できましたか?

 

では、正解です。

A.テーブルのおやつを食べたのは誰?

解説:疑問符(?)や感嘆符(!)などの

   記号がある場合、句点は打ちません。

   これは、ひっかけ問題。。。σ(^◇^;)

B.早朝に咲く可憐な水芙蓉(水芙蓉とは蓮の別名)

解説:注釈の場合は( )の後ろに打ちます

C.世界一大きな時計です(○○調べ)

解説:クレジットがある場合は( )の前に打ちます

 

いかがでしたか。

 

このように、句点には

文章の最後に打つ、通常の使い方に加え

A、B、Cの計4つのルールがあります。

 

また、句点については、

学校では、こう習ったのに

社会に出ると、こうなっている!

という、おもしろい内容もあるんですよ。

 

↓ その内容は、コチラ

句点「。」は、ダブルスタンダード

 

日本語って、おもしろいですよね!

 

 

※ C.のクレジットとは、

そのデータの出典元や

音楽・映画・絵画・写真といった作品の

著作権・持ち主・所有者の名前を

表示することをいいます。

 

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