文章には、大きく分けて
「敬体」と「常体」の
2種類の文末表現があります。
「敬体」とは、“です ます調”のことであり
「常体」とは、“〜だ 〜である調”のことを
いいます。
「敬体」では、丁寧さや親しみが表現でき
「常体」では、簡潔さと説得力が表現できます。
ただ、この2つの文末表現が
1つの文章の中に混在すると
読みにくくなってしまうことが多いのです。
<混在した文章例>
多くの高級レストランで、高級家具ブランド
○ ○○を使っています。世界のセレブに
愛好されているというのが理由だ。
映画の△△△に出てくる部屋の
インテリアにも○○○の家具が使われており
その人気を後押ししています。
このように混在した文章では、
ぎこちなさが感じられますよね。
<敬体で統一した文章例>
多くの高級レストランで、高級家具ブランド
○ ○○を使っています。世界のセレブに
愛好されているというのが理由だといいます。
映画の△△△に出てくる部屋の
インテリアにも○○○の家具が使われており
その人気を後押ししています。
<常体で統一した文章例>
多くの高級レストランで、高級家具ブランド
○ ○○を使っている。世界のセレブに
愛好されているというのがその理由だ。
映画の△△△に出てくる部屋の
インテリアにも○○○の家具が使われており
その人気を後押ししているのである。
いかがでしょう。
「敬体」「常体」を統一した方が
すんなり読めますよね。
書き慣れた方なら、「敬体」「常体」が
混在しても、上手くまとめられるのですが
慣れていない方なら、文章の文末表現は
統一する方がいいでしょう。
みなさんも、やってみてくださいね!