ブログやFacebookなど
ネットに掲載される文章の多くは
不特定多数を対象に書かれていることが多い。
閲覧する読み手は、不特定多数なので
そういう風に書いてしまうのは
当然なのですが。。。
でも、人の気持ちを掴むのは
「1 対 大勢」の文章ではなく
「1 対 1」の文章なのです。
多くの方は、自分が持っている
多くの情報を、
多くの人に伝えたいと思っています。
確かに、その通り!
その考えは、あっています。
ですが、文章を書くときは
特定の誰かをイメージして欲しいのです。
例えば
お花屋さんの場合
<A:不特定多数を対象とした文章例>
仕事や勉強・家事・育児など
毎日、忙しいみなさん!
気持ちが「ほっ」とやすらぐ花を
お家に飾りませんか。
<B:特定の誰かをイメージした文章例>
毎日、疲れて帰ってくるご主人様のために!
その張り詰めた気持ちが
少しでも、ほぐれるよう
ほのかな香りが漂う優しい色の花や
季節の花を、玄関やリビングに
飾りませんか。
Aは、みんなに呼びかけています。
Bは、奥様に絞って話しかけています。
あなたが、思わずお花を買ってしまうのは
どちらですか?
おそらく、大半の方は「B」と
答えたのではないでしょうか。
不思議なことに
Bの「ご主人様」という言葉は
部活をがんばる「子ども」や
子育てと家事に追われる「奥様」、
健康づくりに励む「祖父母」というように
読み手の頭の中で、
勝手に変換されていることが多いのです。
Aは、自分のことだと思うことなく
スルーしてしまいがちです。
Bは、奥様はもちろん自分のことだと思います。
ただ、読み手が主婦以外の人であっても
自分のことだと思い、
身近な誰かに置き換えて、読んでしまう。
そんな状況が起こるのです。
みなさんも、試してみてくださいね!
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